当科は大きく分けて乳腺系と呼吸器系の二つの疾患系の診療を行っております。
診断に関しては、原則として初診日にマンモグラフィー・エコー・細胞診ないし組織診を行い、迅速な診断に努めています。乳癌の治療に関しては、外科的治療を中心としながら術前・術後の化学療法やホルモン療法を組み合わせた集学的治療を行っています。治療の核となる外科的切除は根治性を追求しながらも美容面を考慮し、画像診断にて腫瘍の状態や進展を正確に把握した上で乳房温存術や乳房切除術を慎重に選択しています。また、乳房温存術後の放射線治療設備も完備されています。尚、当院での平均手術出血量は乳房温存術;約25g、乳房切除術;約50gであり低侵襲手術となっております。
肺癌に対しては、画像診断をはじめとして気管支鏡検査やCTガイド下針生検等による確定診断を行った後、肺葉切除等の標準的な根治手術を施行しています。また、進行した方や再発した方には積極的治療の他、緩和医療も行っております。
一方、自然気胸に対しては迅速な根治療法を第一に考え、95%以上の症例に侵襲が少ない胸腔鏡手術を行っているため、術後平均在院期間は3日です。
中心となる疾患は言うまでもなく乳癌です。日本の乳癌は罹患・死亡ともに世界各国の中では最も低率の国に属していますが、最近急速に増加しています。女性の全癌の中での罹患率は胃癌を抜いてトップになり、死亡率でも第5位となっています。また、乳房は女性のシンボルとも云うべき臓器であり、治すことを最優先に考えながら美容面も考慮する必要があります。
主に二つの代表的疾患が対象です。一つは肺癌であり、年々増加し死亡率は全癌のトップです。症状が発現して発見された場合手遅れのことが多く、診断時手術可能な症例は全体の30~40パーセントに過ぎません。従って早期発見が肝要であり、そのため検診は重要な位置を占めています。
もう一つは比較的若年に発症し良性疾患の代表である自然気胸です。病態は一種の風船構造を呈する肺表面の膜に、小さな穴があきパンクする病気です。突然に発症するため救急対象疾患であり、応急処置およびその後の根治手術が必要です。
池田 晋悟(いけだ しんご)
寺岡 冴子(てらおか さえこ)
石井 海香子(いしい みかこ)
堀本 義哉(ほりもと よしや)
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
| 午前 | 寺岡 冴子 (乳腺外科) |
池田 晋悟 (呼吸器外科) |
寺岡 冴子 (乳腺外科) |
堀本 義哉 (乳腺外科) |
大学医師 (乳腺外科) |
池田 晋悟 (第3週) (呼吸器外科)
(第2・4週) |
| 午後 |
池田 晋悟 (呼吸器外科) ※要予約 |
火曜日
池田晋悟医師 休診
水曜日
池田晋悟医師 休診
木曜日
堀本義哉医師 休診
火曜日
池田晋悟医師 休診
水曜日
池田晋悟医師 休診
木曜日
堀本義哉医師 休診(代診あり)
土曜日
池田晋悟医師 休診
火曜日
池田晋悟医師 休診
水曜日
池田晋悟医師 休診
火曜日
池田晋悟医師 休診
水曜日
池田晋悟医師 休診
| 順位 | 疾患名 | 件数 |
|---|---|---|
| 1 | 乳癌 | 16件 |
| 2 | 自然気胸 | 3件 |
| その他 |
5件 |
|
| 合計 |
24件 |
| 順位 | 分類名称 | 件数 |
|---|---|---|
| 1 | 乳癌 | 16件 |
| 2 | 乳腺良性腫瘍 |
1件 |
| 合計 |
17件 |
| 順位 | 分類名称 | 件数 |
|---|---|---|
| 1 | 肺癌(原発性肺癌:2件、転移性肺癌:1件) | 3件 |
| 2 | 膿胸 |
2件 |
| 3 | 良性胸膜肺疾患 |
1件 |
| 合計 |
6件 |
| 順位 | 分類名称 | 件数 |
|---|---|---|
| 1 | 乳癌 | 29件 |
| 2 | 乳腺良性腫瘍 |
3件 |
| 合計 |
32件 |
呼吸器内科専門医と連携しながら診断、治療を行っています。呼吸器疾患の手術には内視鏡的手術をメインにしています。乳癌や甲状腺癌の疑いがある患者さんには早期診断を心がけ1週間以内に結果を出すようにしています。
診療科