診療科
診療予約(初診も可)/平日:9:00~16:00
03-3716-8124
診療科
高齢化に伴い骨の健康が話題になっています。骨粗鬆症は、骨折するまで症状はありませんので、気が付かないうちに進行します。
血圧や血糖値、脂質などと同様に、骨粗鬆症のチェックをすることをお勧めします。世界的に女性は50~55歳、男性は65歳に一度測定することが勧められています。当院では世界標準の全身型骨密度測定器を使用しています。測定器の上に寝て15分で痛みなく検査できます
骨粗鬆症では骨折は連鎖して次々と骨折しやすくなることが知られていますので、骨折したら骨粗鬆症治療を開始して次の骨折を少なくしようという試みが世界的に行われています。
しかしながら日本では骨折治療を受けた方の中で骨粗鬆症治療をしている方の割合は2割くらいといわれており、8割の方の70%はまた別の骨折をして、だんだんと健康度合が低下して、寝たきりに近づくことが知られています。そこで当院では骨折で治療をした方の、次なる骨折を未然に防ぐことを目的(二次骨折予防)に、2016年に骨粗鬆症サポートチームを結成しました。骨粗鬆症治療の薬剤を開始して継続することをお勧めすることが主なる目的です。地域のクリニックで継続することをお勧めしています。