2025年6月11日から5日間にわたり、中国、上海の国際会議場において国際光線力学学会が開催され、当院副院長、脳神経外科部長である秋元治朗医師が30分間の基調講演と、2時間に及んだ脳腫瘍のシンポジウムの座長を務めました。レーザーなどの光線を種々の疾病の治療に応用することを目的とした世界中の基礎研究者、臨床医など723名が集合し、連日熱い議論が重ねられております。この中から5名の著名な研究者として秋元医師が選ばれ、教育的講演を行いました。
秋元医師は脳腫瘍に対する光線力学的療法の開発者であり、本治療法は世界で初めて国家承認を受けております。世界の研究者から、脳腫瘍における光治療の第一人者と認識されていることが改めてうかがえました。今後も厚生中央病院の世界的認知のために尽力してゆくつもりとのことです。