7階南病棟は、誤嚥性肺炎・パーキンソン病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫などの患者さんの急性期治療から緩和ケアまで、幅広い病期に対応しています。ご高齢の患者さんや、入退院を繰り返す患者さんが多く、安心して療養できる環境を整えています。ベッドサイドでのケアは多くなりますが、スタッフ全員で協力しています。また、退院後に在宅や施設での生活がスムーズに送れるよう、退院支援看護師とは密に情報共有やカンファレンスを実施しています。病棟スタッフは、若手からベテランまで幅広い年齢層で働いていますが、相談しやすく、風通しのよい働きやすい環境です。ぜひ、私たちと一緒に働きましょう。
7階北病棟は、後期高齢者の患者様が圧倒的に多く、90歳代の方も多く入院されいてます。人生の最終ステージにおいて、入院中でも自分らしく安らかに過ごせ、少しでも望む場所に退院することを目標にケアに取り組んでいます。また循環器科の患者様には、様々な年代や病期ステージに対応するため、多職種によるカンファレンスを定期的に行い、専門的なサポートを充実させた、総合的なチーム医療を目指しています。今後、日本の高齢者疾患ではうっ血性心不全の患者増加が見込まれており、更に高まる受容やニーズに応じた医療・看護を実践していくため、スタッフ一丸となって取り組んでいます。
6階南病棟は44床の混合病棟です。脳神経外科は、クモ膜下出血や脳内出血、脳梗塞の患者様が多く、クリティカルケアが実践できる病棟です。最近は高気圧酸素療法も行っており、脳梗塞の予後改善や、めまいで苦しむ患者様の症状改善を目指してスタッフ一同取り組んでいます。また、ご高齢の患者様も多いため、医師やコメディカルと協働し、患者様が安心して退院できる環境調整にも日々取り組んでいます。脳神経外科は大変と思われがちですが、患者様の回復過程がわかり易く、看護の学びも大きいです。新卒者だけでなく、既卒者に対しても、スタッフ皆でフォローし、助け合い、共に成長していける職場を目指しています。
6階北病棟は45床の消化器病センターを含めた混合病棟です。消化器内科はポリープ・胆石などの内視鏡治療や、イレウスなどの保存的治療を行っています。消化器外科は悪性腫瘍・ストーマ造設・鼠径ヘルニアなどの手術を行っています。泌尿器科は膀胱腫瘍・経尿道的前立腺手術、乳腺呼吸器外科は乳がんの手術・気胸などの治療を行っています。
スタッフの平均年齢は33歳で、明るく・テキパキ働くスタッフが多く、既卒入職の方にも働きやすい病棟です。毎日のカンファレンスを通し、患者様に寄り添い個別性のある看護を目指して、他職種との連携を図りながらスタッフ一丸となって日々頑張っています。
5南病棟は、整形外科の患者さんがメインの病棟です。患者さんの多くは後期高齢者で、長年抱えた腰や股関節、膝の痛みを治すために、一大決心で手術を決めた方や、転倒などによる骨折で予期せぬ入院となった方など様々です。入院患者さんのほとんどが高齢者なので、高齢者看護や認知症看護についての学びを深めることができます。認知症に捉われず患者さん自身を理解し、患者さん個々に合った対応をチームで話し合っています。患者さんが安心して退院できる環境に戻れるよう他職種で連携を図り、退院先や社会資源の調整も行っています。整形外科ならではの明るい雰囲気の病棟です。
5北病棟は、在宅への退院を目標にしている病床数45床の地域包括ケア病棟です。入院患者さんは、院内からの転棟・他院からの転院・在宅介護中のレスパイト入院の患者さんなど様々です。そのため、理学療法士や退院支援看護師など多職種と連携し、退院後の生活状況に合わせたリハビリや退院支援を行っています。病棟看護師は、入院前の在宅環境に近いケアを提供すことを大切にした看護ケアやリハビリを心がけています。安心して退院できる環境を提供する看護を一緒にしませんか?
4階南病棟は、産婦人科・眼科・耳鼻科・泌尿器科の患者さんが入院している女性病棟です。産科では、分娩の妊婦さん、悪阻、切迫早産や、目黒区の産後ケア入院も行っています。2022年からは無痛分娩をはじめました。婦人科では、子宮筋腫や卵巣嚢腫の腹腔鏡手術や子宮鏡手術、また円錐切除術が多く行われています。産婦人科の外来と病棟が一体化しているのも特徴です。眼科は、多くが白内障手術・眼瞼下垂の手術目的です。耳鼻科は、扁桃腺や声帯ポリープ・めまい・突発性難聴で手術や点滴治療を行う患者さんが多く、2023年からは高気圧酸素療法も始めました。助産師と看護師が協力してチームで看護しています。
手術室は年間手術件数3000件を目標に、クリーンルーム1室を含む5部屋で稼働しています。毎朝カンファレンスを行い、麻酔科医との患者情報の共有や、安全・安楽に手術が受けられるよう対応しています。コロナ禍により、術前訪問を術前外来へ移行しました。早い時期に手術や麻酔、手術室の環境など患者様もイメージでき、安心して手術に臨めるような関わりを大切にしています。また、入室の際にも、室温管理や音楽など手術室の環境を整えて迎えるなど、手術中も患者さんの個別性に合わせた看護を行っています。手術室看護師は、手術室経験のある既卒スタッフも多く勤務しています。当院での器械の確認や、手術手順に沿ったオリエンテーションは事前にしっかりと行い、手術当日には指導者が立ち会い手術経験の拡大をしてします。夜間は、当直スタッフ1名と、緊急手術時には待機スタッフを1名を呼び、麻酔科医師5名と協力し24時間365日緊急手術にも早期対応しています。
当院の健康管理センターでは、日帰り・宿泊の人間ドックをはじめ、各種健診を行っています。年に1回の検査を通してご自身の健康状態を確認し、疾病の早期発見と予防をする場所です。健診者様の中には、病院の雰囲気に馴れていない方や、検査に不安・緊張がある方も多くいらっしゃいます。看護師は医師をはじめとする他職種と連携を図り、少しでも安心して安全に検査を受けられるよう取り組んでいます。周囲の協力もあり、子育てと両立して活躍しているスタッフもおり、働きやすい環境です。病棟で働きたいけど復帰にブランクがあり、心配と思っている方も、総合病院の中にある健診センターで、働いてみませんか。
当院の外来は、1日の外来患者数が500人前後で、一般・専門外来のほか、化学療法室・内視鏡室・高気圧酸素治療センターを担当しています。患者さまの状況・状態を把握し、スタッフ間で情報を共有することでスムーズに診察を受けられるように心がけています。外来看護師の多くは子育て中ですが、育児短時間勤務などを上手に活用し、家庭と仕事を両立しています。スタッフ間での協力体制がしっかりとれているので、子育て中でも安心して働きやすい環境が整っています。
救急外来では年間約2,900人の患者さんに対応しています。来院される患者さまは、軽症者から心筋梗塞や脳卒中等の重症患者など、月に230~300台の救急車の受け入れをしています。また、入退院を繰り返す高齢者の受け入れも多くなっており、地域に密着した医療を提供する病院を目指し、近隣の施設やクリニック等との連携を図り、「救急の受け入れを断らない」を大切に救急外来に来院する患者への対応を行っています。救急外来看護師は、放射線科業務を兼務しており、緊急処置・検査・治療等の情報が共有しやすく協力体制が整っています。つらい症状や不安を抱え救急外来を受診してくる患者さまに対し、訴えに傾聴し、寄り添い、看護師の観察力とトリアージ力で異常を早期に発見し、早期対応に努めています。
入退院支援部門は、看護師・MSW・事務職員と協働して患者さんの入院時から退院後をイメージして関わっています。退院と一口に言っても、治癒途中の方、手術が終わってこれからリハビリに入る方、人生の最終段階の方、慢性的な療養が今後も続く方…といったように様々です。患者さん・ご家族がどうしたいと思っているかを大切に、急性期の治療がひと段落した後の患者像を早期からイメージし、患者さん・ご家族と一緒に問題解決に向けて進んでいきます。時には、金銭問題・住居問題・家族問題など解決すべき問題が山のようになることもあります。病院内のあらゆるリソースを活用し、職種の壁を超えて地域の医療・福祉も巻き込んで解決の糸口を探ります。業務内容は多岐に渡りますが、やりがいのある職場です。