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整形外科
内視鏡下椎間板ヘルニア切除術(Microendoscopic Discectomy : MED)
腰椎椎間板ヘルニア
腰部脊柱管狭窄症
腰椎椎間板ヘルニアに対する手術療法は、従来は一般にLove法(皮膚切開は4~5㎝程度で、片側の傍脊柱筋を椎弓から全部剥がして術野を展開し行う)が用いられてきましたが、近年より低侵襲治療の試みがなされ、MEDは1997年海外で椎間板ヘルニアに対する新たな低侵襲手術法として報告され、1998年から本邦にもMEDが導入されました。
手術はLove法の半分以下の皮膚切開(2㎝弱)で、椎弓から傍脊柱筋を剥がすことなく、筋間を通して椎弓上に直径16~18㎜のチューブを挿入し、ファイバースコープを通してモニターに術野を映し出して手術する方法です(図①,②,③1,2)。従来法に比べて、創部が小さく、術後の痛みが少ないこと、美容面ですぐれています。さらに、椎弓から筋を剥がさないので、筋肉の脱神経による脂肪化が少なく、術後の創部の違和感が少ないことがメリットです。
また、腰部脊柱管狭窄症の除圧術にも有効な手段の一つとなっています。
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