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骨の状態(密度)を調べる検査です。時系列的に検査を行うことにより、密度の変化、治療の効果等を判定します。
骨の状態(密度)を調べる検査です。元気に過ごしていても、30歳を越えたあたりから体の中では老化が始まります。生活の中で老化に気付く場合もありますが、骨は特に危険信号を発することもなく、ちょっとしたことで折れてしまい、骨が弱くなっていることに気づく場合がほとんどです。
骨粗鬆症は、骨の中にあるカルシウムの量(骨組織)が減って、骨がもろく折れやすくなる病気です。(カルシウムが不足して、骨はスカスカの軽石のようになってしまいます)
骨はずっと同じ状態であるわけでなく、新陳代謝を行っています。新陳代謝には、かなりの部分で女性ホルモンが関係しています。女性の場合、閉経を向かえ更年期にさしかかると骨の量が減ってきます。他の要因として、日光浴不足・運動不足・栄養不足などでも減ってきます。また、骨の良が一番多いと言われている15~30歳代に、食事が十分でなかったりすると元々の骨の量が少なくなり、少し骨の量が減っただけで骨粗鬆症になりやすくなります。特に更年期を迎えた女性の方に多い病気です。
骨粗鬆症は、日本国内の男性が約100万人に対して、女性では800万人と推定されています。
自覚症状が少ない病気ですが、腰痛や関節痛があります。背中が曲がった方や身長が低くなったような感じがある方は骨粗鬆症の疑いがあります。一度検査してみると良いでしょう。
骨の量が気になる方は一度、骨塩量測定の検査を受けてみると良いでしょう。どの診療科の外来からでも検査を受けることが出来ます。整形外科は腰痛などの自覚症状のある患者さんが多く、内科は高血圧や高脂血症などの生活習慣病の治療が必要な方が、婦人科は更年期障害、生理不順などのある比較的若い年齢層の方が多いという特徴があります。体の症状を参考に受診する診療科を決めるのが良いでしょう。また整形外科外来では平成27年7月より骨粗しょう症外来を開設いたしました。お気軽にお問合せください。
骨密度の測定には次の方法があります。
当院の骨密度の測定(骨塩量測定)はDXA法です。
DXA法による骨密度評価は、躯幹骨(腰椎)における評価が骨折リスクの検出と再現性の観点から総合的に判断して高く、「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2011年版」において腰椎/大腿骨の2部位評価が推奨されていることから、当院ではDXA法による腰椎/大腿骨の2部位にて評価しています。