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X線を用いたコンピュータ断層撮影装置のことで、全身の断面(輪切り)を撮影することができます。
CTとは、コンピューター断層撮影の略です。コンピューターによって体の輪切り画像を作ります。X線による検査の1つで、体の周りを一回転するようにX線撮影し、得られた情報からコンピューターによって体の輪切り画像を作ります。当院ではX線がらせん状に回転するヘリカルCTと呼ばれるCT装置を使用しています。X線がらせん状に回転するため、1度の呼吸停止で広範囲の撮影が可能となり、被検者の方の負担軽減、医学的診断情報の向上を得ることが出来ました。
さらに当院のCT装置は1度に64列の画像取得が可能なMDCTと呼ばれる最新式の機器に2008年4月に更新をいたしました。 これにより今までは不可能であった心臓の栄養血管の検査をCTで受けることが可能になりました。
通常の撮影では5mm程度のスライスで撮影を行いますが、さらに高精細な画像が必要な場合は、1度撮影した画像を再度処理することにより最薄で0.5mmのスライスに変更が可能です。これにより、同じ検査を2度行う必要もなくなりました。
検査には造影剤と呼ばれる薬剤を使用することがあります。CT検査で使用する造影剤はおもにヨード造影剤と呼ばれる薬になります。薬剤が体内に入ると、少し体が温かくなる感じがすることがありますが、すぐにそれはおさまります。体内に薬剤が長時間残ることはなく、体内に投与後約1時間で半分が尿より体外に排出されます。
薬剤になりますので稀に副作用が出ることがありますが、重篤な副作用が出る事はほほありません。
当院では不測の事態にも十分にその場で対応できるよう、十分に訓練された放射線技師、及び看護師が検査を担当しております。ご安心して検査をお受け下さい。