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Q2 認知症が心配で家族を病院に受診させたところ、脳のMRIを撮影されて、「年齢相応だから大丈夫です」と言われたのですが、やはり様子がおかしいようなのです。本当に大丈夫でしょうか?

 A2

 よくMRIやCTで脳の写真をとると、それだけで認知症かどうかがわかると思っておられる方がいます。確かに認知症の診断のためには、MRIやCTは不可欠の検査ですが、実は必ずしもこれだけでわかるわけではありません。特に認知症の初期であれば、こうした検査をおこなっても脳の萎縮がほとんどないことも珍しくありません。また年齢相応の脳の萎縮があっても、認知症の症状がない人もたくさんいます。

 まず認知症を心配される患者さんが受診された場合は、記憶力や計算能力などを確認する簡単な検査をおこないます。その後、血液検査やMRI、脳血流シンチといった検査をおこない、その結果を総合して診断します。