診療科
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診療科
従来、消化器疾患は内科医が診断し、手術が必要な患者さんについは外科医に紹介され治療が行われる流れでした。しかしながら最近、消化器疾患には内視鏡を使った診断や治療が行われることが多くなり、内科医と外科医が協力して診療を行う機会が増えてきました。消化器疾患に対して、より質の高い医療を提供するには内科と外科が今まで以上に協力して診療を行うことが求められています。
当院でも平成23年4月より消化器内科と消化器・一般外科を統合し、お互いに協力しながら診療を行う消化器病センターを設立致しました。
従来、消化器疾患に対して、内科を受診したらよいのか、外科を受診したらよいのか迷っていたかと思われますが、今後は、どのような消化器疾患に対しても対応できる窓口として消化器病センターをご利用して頂ければ幸いです。
地域の人々に、温かで、より質の高い安全な医療を提供することが我々の使命だと思っていますので、消化器病センター設立に対して、宜しくご理解のほどお願い申し上げます。
※当院の消化器外科は内視鏡的手術を得意としています。
消化器内科と消化器外科は消化器病センターとして一人の患者さんをお互いに協力しながら連携して診療を行っています。消化器外科では食道疾患から肛門疾患まで肝胆膵領域を含め、各領域の専門医が安心・安全で患者さんに優しい診療を行うことを心がけています。
早期食道癌に対しては手術室全身麻酔下で内視鏡的粘膜下層剥離術を施行しています。胃癌に対しては適応に応じて腹腔鏡下胃切除術を施行しています。大腸癌に対しては可能な限り腹腔鏡下での切除を施行し、虫垂炎に対しても適応に応じて腹腔鏡下切除を施行しています。内痔核に対しては注射法(ジオン)を中心に患者さんに優しい治療を行っています。胆石・胆嚢炎に対してはさらなる低侵襲を目指して単孔式腹腔鏡下手術(SILS)を導入し、患者さん達から好評をいただいています。鼠径ヘルニアに対しても平成25年より腹腔鏡下手術と導入し患者さんから好評を頂いています。
今後も地域の先生方との連携を深め、迅速な対応、各領域の専門医による安心・安全な医療、大学病院との連携による先進医療の導入をモットーに診療を行いたいと思います。