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平成30年 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

 2014年6月に施行された医療介護総合確保推進法と言う法律により、団塊の世代830万人が
後期高齢者を迎える2025年を目途に、高齢者が病気を抱えながらも可能な限り住み慣れた
地域で自分らしい生活を最後まで送ることが出来る「地域包括ケアシステム」と言う概念を
国が提唱し、それを現実化するために法律で街の構造改革が急ピッチで進んでいます。
 急性期病床から回復期病床への転換、医療と介護の連携、高齢者施設を含めた在宅療養の
推進などです。

 厚生中央病院は地域包括ケアシステムを支える中心的役割を持った病院です。高齢者施設
や在宅療養中の患者さんが急変した時に24時間体制で受け入れる病院であり、平成26年8月
から在宅療養後方支援病院として約350名の在宅患者さんが登録されています。登録患者さん
の約半数が入院しましたが、24時間一度も断ることなく診療を受け入れています。
 
 高齢化社会に適応した急性期病院として、院内的には高齢化社会での医学的キーワード
(認知症、嚥下性肺炎、転倒骨折、悪性腫瘍、緩和医療等)に対応出来るように組織改革を
行い、院外的には医療と介護の連携セミナー等を開催し地域との連携強化を図っています。
 また、厚生中央病院はがん専門病院や高度急性期病院と地域との橋渡し的機能を持った
病院として、地域に戻られたがん患者さん等を地域の先生方と連携しながら支援診療を行っ
ています。
 
 最近、少子高齢化の少子対策にも国は力を注ぎ始めています。
 厚生中央病院は多数の診療科を抱えた総合病院です。産婦人科医は現在11名を数え、昨年
末から小児科医を2名に増員し安心安全なお産が出来るよう周産期医療の充実化も図ってい
ます。高齢者から小児まで地域の人々が安心して医療が受けられるよう様々な改革を行って
います。地域中核病院として地域から頼られる病院を目指しています。

 今年も地域の皆様方のご意見を頂きながら病院を運営して行きたいと思っていますので、
宜しくご指導の程お願い申し上げます。

                               病院長 櫻井 道雄